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加藤雄一 代表取締役

「かぼちゃの馬車」問題から考える不動産投資とは。


皆様こんにちは。

株式会社KTY四谷事務所の代表取締役の加藤です。

前回まで、金融機関の考える手と題して、記載をしてきましたが、

現在考えなければいけないのは、不動産を購入した方だったり、販売をした会社だったり、管理をした会社だったりが必要でないのか?

と、考えを改めました。

今回の件で、金融機関が悪いという風潮がどうしても出てきますが、

よくよく考えれば、リスクを取って融資しているのは銀行です。その銀行を悪く言うのは、リスクを取りたくないために、責任を銀行に擦り付けているということだということがよくわかりました。

今後もいろいろと記載していきますが、あくまで、私が人から聞いたり、経験したりしたこと、頭の中で考えていることを文章にしているものです。

ブログということを忘れて、少し熱くなってしまっていたのかもしれません。

さて、今回は、不動産投資というものの私なりの考え方を記載します。自分の考えの整理にもなりますしね。

今、世間一般に不動産投資の本であふれかえっています。

資産100億を作るとか、サラリーマン投資家とか、結構ありますよね。

皆さんほとんどが、

「金持ち父さん貧乏父さん」

この本から始まっているのでは、ないでしょうか。

私も、若いころにこの本を読んで、もともと自分の持っていた考えと近いこともあり、親近感を覚えた記憶があります。

そして、この本に記載されているように、資産がお金を生む状態を作らなければ!!!と思い、不動産投資をしよう!!!と思ったものでした。。。。

知り合いが不動産業を始めたら、「いい物件があったら紹介してね」なんて言っていました。

そのころ、司法書士業務の方で、なかなかの収入で羽振りが良かった(今はじり貧です)ので、新車1台ぐらいの価格の区分マンションであれば、ポンと購入することもしました。

そうして、私の不動産投資がスタートするのですが、やっぱり、大儲けとか無いですね。

買っていきなり給湯器が壊れて、15万ぐらい支払ったことがありました。ワンルームの区分マンションで、家賃4万で、管理費等修繕積立で1万円、不動産取得税、固定資産税などを払うと、毎月2万ちょっとのプラスだとしても、この給湯器代で、7か月分の利益が吹っ飛ぶのです。

もう意味が分からないですよね。資産がお金を生むはずが、資産がお金を吸い上げていくのです。まぁ、その後に大きな修繕等はなく、7年ぐらい保有して処分しましたが、そのぐらいの中長期スパンでなければなりません。

まぁ、価格も少ないし、ローンを組んだわけではないので、何とか上手く立ち回れましたが、不動産投資に「おいしい話」というものは、無いのだなぁということを実感できた経験でした。

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